・低学歴で恥ずかしい。
・低学歴で学歴に自信がないから何か資格を取りたい。
この記事では、このような悩みを少しでも解消。
低学歴で悩んでいる人・何か資格を取ろうか悩んでいる人に簿記がオススメである理由を紹介していきます。
筆者
筆者もFラン大学時代に簿記を勉強して自分に自信を取り戻しました。
簿記とは?
経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。
高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。日本商工会議所 簿記2級のレベル より引用
簿記を勉強することで、企業の状態を把握したり、会計実務に生かすことができます。(上の紹介文は日商簿記2級)
低学歴であったとしても、この最強資格である「簿記」を取得すれば、今後優位に生活していくことは可能です。
筆者
話がそれましたが、簿記を勉強すれば今後の人生がより良くなることは確かです。 簿記を学ぶメリットを解説していきます!
- 簿記は最も企業から求められている資格。
- 簿記の合格率は10〜30%前後。
- ネット試験があるからいつでも受験できる!
- 無料の教材がたくさんある!
この記事中の「簿記」は「日商簿記1〜3級」のことを指します。
目次
簿記は最も企業から求められている資格の1つ。低学歴でも取る価値あり!
低学歴な人たちに簿記がオススメな理由1つ目がこちら。
簿記は最も企業から求められている資格・転職に役立つ資格であるため、何か勉強を始めたい方にオススメです。
“うさ”
PR TIMES 【20代の転職に役立つ資格ランキング】173人アンケート調査 より引用
このように多くの人たちが「簿記を取得してよかった。」「転職に役に立った」というアンケート結果があります。
筆者
経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。
高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。日本商工会議所 簿記2級のレベル より引用
記事の冒頭で触れた簿記の概要を再度確認しますが、簿記をしっかり学べば企業の状態を把握できる知識を得ることができます。
この知識を手に入れるための勉強が無駄なワケがないですよね…。
簿記を勉強して社会価値を上げよう
簿記は短時間で取得できる。長時間勉強できない人にもおすすめ。
低学歴に簿記がオススメな理由2つ目はこちら。
低学歴の人・勉強が嫌いな人は長時間勉強するのが苦手だと思います。 社会に役に立つ資格だとしても、できるだけ短時間で合格したいですよね。
筆者
簿記取得までにかかる時間を知りたい。
簿記2級取得までに200時間はかかります!
簿記検定に合格するまでに必要な勉強時間は一般的に、簿記3級は50~100時間以上、簿記2級は100~200時間以上、簿記1級は500~600時間以上と言われています。
人によって学習スタイルが異なりますが、1日に1時間~2時間の学習時間が確保できるのであれば、簿記3級は2~4ヶ月、簿記2級は3~6ヶ月。
もちろん個人差はありますが、初めて簿記を学ぶ人向けの3級は100時間ほど。 中級者向けの2級でも200時間あれば問題なく取得できるとされております。
筆者
「そもそも100時間の勉強もきつい」「200時間も勉強できないよ!」と思うかもしれませんが、実際に勉強スケジュールを作ってみると以下のようになります。
簿記2級を1ヶ月で取りたい人
- 1ヶ月のうち、仕事がある日が21日→仕事後か仕事前に4〜5時間勉強。
- 休みの日が10日→休日は10時間以上勉強する。
この生活を1ヶ月続ければ200時間に到達しますが、かなりハードになることは間違いありません。学生ならまだしも、社会人の方がこのような勉強スケジュールをこなすのはきついですね。
筆者
簿記2級を4ヶ月で取りたい人
- 1ヶ月のうち、仕事がある日が21日→仕事後か仕事前に1時間勉強。
- 1ヶ月のうち、休みの日が10日→休日に3時間以上勉強する。
- これを4ヶ月続ける
一方、毎日の勉強時間は短くても、余裕を持って長期間で学習するスケジュールであれば、なんとか勉強のモチベーションは保てると思います。
うさ
筆者
1日1時間ならどんなに忙しくても時間は取れると思います! 勉強時間を作るために工夫しましょう。
確かに、何か資格の勉強をするために長時間勉強したり、努力をしたことがほとんどない人が勉強習慣を身につけるのはなかなか難しいかもしれません。
しかし、200時間ほどの勉強で、「多くの会社から求められているスキル」を身につけることができると考えれば、きつい勉強も乗り越えることができるでしょう。
筆者
うさ
簿記2、3級は、100時間〜200時間で取得できる
簿記2、3級は正しい努力をすれば必ず受かる資格だから
簿記は合格率がそこまで低い試験ではないことも勉強初心者にオススメな理由の1つ。
日商簿記の合格率を知りたい。
3級は50%前後。2級は20%前後となっております。
日商簿記3級の合格率は、統一試験・ネット試験ともに40~50%前後(中略)日商簿記2級の統一試験の合格率は、難易度が高い回を除くとおおむね15~30%前後で推移しています。第130回以降では最高47.6%(第133回)、最低8.6%(第157回)です。
『STUDYING』の記事によると、3級の合格率は50%前後、2級の合格率は15~30%ほどとなっております。
うさ
筆者
比較として、令和4年(2022年)公認会計士試験の合格率は7.7%となっております。(資格の学校TACより引用) 難易度が桁違いです。
もちろん合格率高い=超簡単!というわけではありません。
ここまでは「簿記は簡単」「誰でも取れる」というような書き方をしてしまいましたが、もちろん簿記学習を始める際にはいろいろな専門用語を覚える必要があります。
下記の各取引について仕訳しなさい。
期首に取得原価¥300,000、帳簿価額¥180,000 の備品を¥200,000 で売却し、代金のうち¥60,000 は先方振り出しの小切手で受け取り、残りは月末に受け取ることとした。なお、減価償却の記帳は間接法によっている。
資格の学校TAC より
上記は簿記3級の問題例です。簿記を学んだことがない方は全くわからないと思います…。簿記にはこのような専門用語が多くあるため、初めのうちは苦労するかもしれません…。
この記事では深く解説しませんが「買掛金」「先払金」「繰入商品」など….簿記にはいろいろな用語があります。
しかし、専門用語が多いからといって諦めてしまうのは勿体無いです。
日商簿記3級の合格率は、統一試験・ネット試験ともに40~50%前後(中略)日商簿記2級の統一試験の合格率は、難易度が高い回を除くとおおむね15~30%前後で推移しています。第130回以降では最高47.6%(第133回)、最低8.6%(第157回)です。
簿記の合格率を再度確認。
上の合格率を高いとみるか、低いとみるかは人それぞれですが、簿記2、3級は「絶対評価」であるため、70点以上を取れば必ず合格できる試験となっております。
ちなみに、日商簿記資格の最上位資格である日商簿記1級は「相対評価」。 2,3級とは違って、試験で70点以上取れれば合格!というわけではありません…。
1科目でも10点に満たない科目があれば、合計が70点以上でも不合格となります。このように、合格基準が公表された試験ではありますが、いずれの回も合格率は10%前後で大きな違いはありません。
すなわち、上位10%の受験者が合格になるよう配点の調整が行われているといえます。したがって、簿記1級は実質的には相対評価の試験であり、正答率70%以上を目指すのではなく、上位10%に入る必要があるのです。
プロ簿記「日商簿記1級試験情報」より引用
日商簿記1級は4科目構成であり、合格するためにはそれら全ての科目で10~70点以上取るだけでなく、受験者のうち上位10%に入る必要があります。
“うさ”
筆者
3級・2級なら勉強すれば合格できる
簿記2、3級はいつでも受験できるから、合格のチャンスが多い。
つづいてこちら。
日商簿記検定は、CBT試験を採用しているため、年に何回でも受験することができます。
CBT方式って何?
CBT(Computer Based Testing)方式とは、コンピュータを利用して実施する試験方式のことです。
受験者はコンピュータに表示された試験問題に対して、マウスやキーボードを用いて解答します。(中略)
筆記による方式の試験と比べ、CBTでは次のような特徴があります。
1.受験のしやすさ
・随時、試験を実施しています。
・都合の良い試験日時・会場を選択して受験することができます。2.学習計画の立てやすさ
・個人では、学習目標に合わせて受験計画が立てやすくなります。ITパスポート試験「CBT方式の試験の説明」 より、一部改編して引用
多くの資格試験は試験の日時が定められているほか、試験日が年に数回であることがほとんど。
一方、日商簿記検定はCBT試験を採用しているため、近所のテストセンターから条件の合う日時を選んで受験することが可能です。
筆者
“うさ”
もちろん日商簿記検定は、ネット試験だけでなく年に3回『統一試験』(PCではなく、紙の試験)が行われております。(1級は2回)
商工会議所の検定試験「簿記」より出典
もちろん、、年3回の統一試験であろうと、いつでも受験できるCBT試験であろうと受験料も難易度も同じです。
特にこだわりがないのであれば、いつでも受験できるCBT試験で取得することをオススメします。
筆者
ネット受験であっても統一試験であっても履歴書に「日商簿記検定合格」と記載することができます。
簿記は教材が沢山あるから勉強が苦手・低学歴でも学びやすい。
最後の理由がこちら。
冒頭でも触れましたが、日商簿記検定は人気の資格であるため、本や紙媒体の教材だけでなく、ネットの情報やYouTubeを使った教材に溢れております。
- 自分に合った学習方法から選べる。
- 無料の情報もある。
- 学習者が多く、互いに高め合える。
教材が多いことのメリットは以上の通り。 数多くの教材・情報から自分に合った学習スタイルを選ぶことができます。
筆者
現代は情報社会。無理してお金をかけずに簿記を動画やネットで学ぶことができます。
ちなみに簿記初心者の方や簿記に興味があるけど、あまり教材にお金がかけられない方は、無料で簿記学習ができるCPAラーニングがオススメです。
魅力!
- 無料で簿記・会計の知識を学べる
- 受講者20万人以上!
- 3級から1級までこれ1つでOK!
「CPAラーニング」の魅力は以上の通り。初級者向けの3級だけでなく1級まで無料で学習できるのはありがたいです。
サイトを無料で使ってみて簿記に楽しさ・面白さを感じなかったらやめてしまえばOK。 まずはお金をかけずに簿記の世界に触れてみましょう!
簿記の過去問や問題集を買うのは、実際に知識に触れてみてからでも遅くありません。
Webサイトを使った勉強だけでは物足りなくなったら他の問題集を買ってスキルを高めていきましょう!
アプリ・動画で簿記の世界に触れた後は、過去問・問題集を繰り返しやろう
【余談】低学歴・Fラン大卒は簿記を勉強しても無駄か?
筆者
正しい努力をすれば充分たたかっていけます!
確かに高学歴の人と比べてしまうと低学歴の人は就職・転職において不利であることは間違いありません。
そのため、低学歴の人が社会人になった後に長時間勉強するのはムダだと悲観的になってしまう気持ちは痛いほどよく分かります。
しかし「何もできない低学歴」よりも「低学歴だけど専門知識はある」ほうが社会的価値が高いことは間違いありません。
少しでも改善の余地があるなら諦めずに知識を深めていくべきだと筆者は考えます。
また、新卒の就職活動であれば学歴が重視されることはありますが、転職活動であれば話は別。
転職市場においては学歴が高い人よりもその会社で結果を出している人の方が価値が高いです。
・東大卒の営業サラリーマン。月間売り上げは20万円。特に資格はない
・高卒の営業サラリーマン。月間売り上げは100万。簿記2級とTOEIC800点を持っている。
少し極端ではありますが、この2人であればどちらが社会で求められる人材であるかは一目瞭然ですよね。
学歴を変えることは難しいですが、スキルや知識は今後いくらでも積み重ねていくことができます。
「低学歴の勉強は無駄」と考えて諦めて何もしないのは本当にもったいないです。毎日10分からでもいいので勉強する習慣を身につけましょう!
筆者
“うさ”
まとめ。低学歴で悔しい思いがあるなら簿記を取ろう
- 簿記は企業から求められている資格の1つ。
- 受験資格・条件はない!誰でも取れる!
- ネット試験で何度でも受験できる。
- 教材がたくさんあるから勉強が苦手でも大丈夫!
いかがでしたでしょうか
今回は低学歴の方にこそ簿記の学習がおすすめである理由を紹介しました。
簿記2、3級であれば、正しい勉強をすれば合格することが可能です。何か資格が欲しい方、自信をつけたい方はぜひ簿記を勉強してみてください!
“うさ”
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。
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・簿記に興味がある
・何かスキルを身につけたい
・でもあまり時間やお金をかけられない…。
このような悩みがある方たちには、無料で簿記学習ができるCPAラーニングがオススメです。
魅力!
- 無料で簿記・会計の知識を学べる
- 受講者20万人以上!
- 3級から1級までこれ1つでOK!
「CPAラーニング」の魅力は以上の通り。初級者向けの3級だけでなく1級まで無料で学習できるのはありがたいです。
サイトを無料で使ってみて簿記に楽しさ・面白さを感じなかったらやめてしまえばOK。 まずはお金をかけずに簿記の世界に触れてみましょう!