・優秀な同期と比べて悔しい思いをしている。 どうすればいい？
・全然仕事ができなくて毎日悩んでいる。
この記事では、このような悩みや疑問を少しでも解消。 他者と自分を比較するデメリットと、同期と比べる必要はない理由を紹介していきます。
筆者
筆者も自分より仕事ができる人を見て悩んでしまうことがありました。 しかし、今では他者との比較は無駄だということがわかったため、ストレスなく働くことができております。
優秀な同期と比べて悩んでしまう人がやるべきことは、「自分への集中」と「スキルアップ」の２つに集約されます。
それでは、深掘りしていきましょう。
- 成長速度は人それぞれ。
- 他者との比較は時間の無駄。
- 自分のスキルアップに時間を使おう。
- 逃げの転職はオススメできない。
目次
入社できたのであれば、その人と同じレベルです。優秀な同期と比べて落ち込む必要はありません。
まず最初に結論から。
優秀な同期と同じ会社に入社できているのであれば、「それなりのポテンシャルはある」「人間性に問題ない」と会社側から認められているということ。
たとえ、優秀な人と比べて学歴が低かったとしても、その人と比べてコミュニケーション能力が低かったとしても、「同じ会社にいる」というのは事実。 他者と比べて自信をなくす必要はありません。
また、成長速度は人によって上下があるものです。
仕事の覚え・飲み込みが良くて成長速度が速い人もいれば、仕事がなかなか覚えられずに自信を失ってしまう人もいるかもしれません。
本当にその仕事が自分に向いていないのであれば話は別ですが、初めのうちは仕事ができないのは当たり前。
仕事は辞めなければそのうち業務に慣れてくるものですし、知識や経験は後からついてきます。
「まだまだこれからだ。」「今はできないけど、将来はできるようになる」と前向きに捉えて仕事に集中しましょう！
“うさ”
筆者
優秀な同期と比べて仕事ができない自分に自信をなくしてしまうと、さらに仕事の成果が上がらないといった負のループに陥ってしまう可能性があります。
繰り返しになりますが、成長速度は人それぞれ。自分のペースで成長していきましょう！
成長速度は人それぞれ。比較しなくてOK。
同期との比較はデメリットしかありません。自分に集中しよう。
確かに、仕事のできる同僚や優秀な同期がいればスキルや仕事のモチベーションを高め合いながら仕事ができるといったメリットがあります。
しかし、基本的に他者との比較はデメリットしかないので、できる限り同期とは比較しない方がいいです。
自分よりも望ましい状態にない相手との比較を下方比較といいます。この下方比較は主に自己評価を高めたいときに行われます。そのため、自己評価に脅威があるときや、有能感が低下しているときに下方比較は行われやすいです。
（中略）
一方で自分よりも望ましい状態の他者と比較することを上方比較といいます。上方比較では自分の劣っている部分に直面して自己評価を下げ、有能感や動機づけの低下をもたらす可能性があります。
Smart Habit for School「＜学校関係者様向け＞モチベーションの心理学(11) 上手に他者と比較する」 より引用
他者との比較には「下方比較」「情報比較」の２種類があります。
両方の比較に共通する点は、他者と比較をしても自分の本質は変わっていないということ。
下を見て「自分はこの人よりできる」と安心するだけでも、上を見て「自分はどうしてこんなにダメな人間なんだ」と劣等感に浸っていても自分は成長しません。
“うさ”
筆者
優秀な同期と比べて落ち込んでも、仕事ができない同期と比べて優越感に浸っても結局自分のスキルや市場価値は上がることはありません。
周りと比較せずに自分の仕事に集中しましょう！
筆者
同期と比較せずに、自分だけの強みを作ろう。
筆者
「周りの評価」を気にするよりも、自分だけの強みを作ることをオススメします！
確かに、会社員としてチームで働いている以上、優秀な同僚との比較して悩んだり周りからの評価が気になってしまうことがしばしばあるかもしれません。
しかし、他人からの評価は評価する人によってコロコロ変わるものです。
・長時間残業している人を「仕事を頑張っている」と評価する人
・長時間残業している人を「効率よく仕事をしていない」と評価する人
これは一例ですが、同じ行動をとっていても、誰が評価するかによって評価の良し悪しが変化するものですよね。
このような理由があるため「他人の評価を気にして仕事をする」よりも「他人ができないこと・会社から求められているスキル」を身につけたり・向上させていく方がいい結果をもたらすと考えます。
筆者
個人的に、長時間残業の自慢は恥ずかしいことだと思います。ダラダラ仕事すれば長時間の残業なんて誰でもできるので。
同期や同僚が苦手な業務だったり、出来ないコトを学んだり、自分が得意とするスキルを伸ばせば今の職場における市場価値が上がっていくことは間違いありません。
・周りの同期・同僚が営業が苦手な人が多いなら営業スキル
・パソコンが不得意な人が多いならパソコンスキルを学ぶ。
などなど、今からでもできることはたくさんありますよね。
「あの人と比べて自分は仕事ができないから諦めた！」と何もしないとさらに優秀な人との差はつく一方。
「まだできることはある！」と前向きに考えて、自分だけの強みを作ることができれば、自信を取り戻すことは至って簡単です。
“うさ”
筆者
ちなみに「なにをすれば良いかわからない」という人はとりあえず読書の習慣をつけておけば間違いありません。
色々な分野の本を読んでおけば会社内だけでなく、会社外の人との会話のネタにも困りませんし、本を読んで自分の興味のある分野がわかったらその知識を深めていけばOKです。
参考までに、社会人の1日の平均読書時間は20分程度。
1日30分でも継続できれば周りの社会人よりも一歩リードできるといっても過言ではないでしょう。
読書や勉強を通じてひとつだけでも「これは負けない」というスキル・知識を持つことで劣等感はなくなっていきます。
優秀な人と比べて落ち込むよりも自分のスキルアップに集中しましょう！
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自分だけの強みを作ろう。
劣等感を感じずに、優秀な同期を「利用」しましょう。
続いてはこちら。
優秀な同期と比べて劣等感に浸るよりも、同期をうまく利用できないかを考えて日々仕事をすることをオススメします。
例えば、何か仕事を手伝ってもらった時に「なんであの人の方が仕事が早いんだ」「同期なのに自分は全然できない」と悲観的になってしまう時もあるかもしれません。
そこで卑屈にならずに「ありがとう。」「効率よく仕事していてすごいね」と感謝と尊敬の言葉をかけることでその同期もさらに仕事の腕をあげる可能性もありますし、自分の仕事もよりスムーズになります。
褒められた同期も悪い気持ちになりませんし、自分の仕事も早く終わるしお互いにメリットしかありませんよね。
“うさ”
筆者
言われてみればそうですね…。
また、このイラストのように、予期しない仕事が発生した時、同期がいなかったり自分より仕事ができる人がいなかった場合、自分の時間を削って長時間残業しなければなりません。
しかし、優秀な同期・同僚がいれば、そのようなイレギュラーな仕事が生じても、自分の奪われる時間が少なくてすむ可能性が高いですよね。
仕事ができる人が周りにいる職場環境に感謝しましょう。
また、「同期を利用する」と書くとかなり悪く聞こえますが、優しくいうと「優秀な同期や同僚を見て自身のスキルアップに繋げるべき」だということです。
・仕事ができる同期の仕事ぶりを見て盗んだり。
・行動を観察して自分と違うところは何か分析したり。
などなど…。
優秀な同期のいいところをマネしたり、逆に悪いところは変えてみたりするというように、自分自身を成長させることができます。
個人的には「周りが仕事ができない」よりも、「自分より周りの方が仕事ができる」環境の方が成長しやすいと思います。
そのような環境を活かさないのは非常にもったいない。
自分と比べて営業成績がいいのであれば、営業のコツを聞いたり、事務仕事が得意なのであれば効率よく仕事をする方法を学んだりといくらでも自己成長につなげることができます。
優秀な同期と比べて卑屈になっていては何も成長しません。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
ーー 山本 五十六
日本の海軍軍人である「山本 五十六」の名言にこのようなものがあります。
「卑屈にならずに、素直に教えてもらう」「手伝ってもらった時には感謝する。」を心がけていけば、今よりあなたが成長することは間違いないでしょう。
優秀な同期がいる環境をうまく「利用」しよう
優秀な同期と比べて悔しいからといっても、転職はおすすめしません。
筆者
人間関係の悩みによる転職は危険ですよ！
確かに、周りと比べて仕事ができなかったり、優秀な同期と比べて自信をなくしてしまうと「転職したい」と考えてしまう気持ちは痛いほどわかります。
記事の冒頭でも紹介した通り、人の成長スピードには個人差があります。入社して間もないのにすぐに仕事ができる人もいれば、なかなか成長できない人もいることは確かです。
しかし、仕事ができないからといってすぐに転職を検討するのは非常にリスキー。
リスクがある。
- 人間関係→運に左右される。
- 収入→下がる可能性あり。
- 仕事内容→未経験だと０からのスタート。
- やりがい→人の価値観による…。
このように、転職したからといって全ての問題が解決するわけではありません。 結局のところ、自分の適正・性格に合っている仕事でなければ成長するのは非常に難しいと筆者は考えます。
“うさ”
筆者
個人的には「人間関係」での転職はオススメしません…。会社の人間関係はかなり運に左右されます…。
「同期や同僚と合わない」「職場にまともな人がいない」という理由で転職しても、新しい会社で良い人間関係が築けるという保証はありませんし、最悪な場合今より職場環境が悪化する可能性もあるので…。
もちろん、職場でひどいパワハラやサービス残業があったり、本当に自分の強みや性格に合っていなければ話は別。
・元々体育系のジョンソンくん。身体を動かしたり人と話すのが大好きだけど、プログラマーとして１日中１人でPCに向き合っている。
・元々内気な性格のマイケルくん。 体力もなく、人と接するのが苦手だけど、毎日長時間たちっぱなしで接客の仕事をしている。
極端な例ですがこの２人は今の会社でいい結果を出したり、成長していくのは難しいですよね。
自分に合った職場・働き方はいくらでもあります。今の職場の環境や待遇に少しでも不満があるなら、より良い環境で働けるように行動するべきです。
「自分の性格に合った仕事がわからない」「自分の適正に合った職場で働きたい」と悩める方は、ぜひ「相性転職Personal File」を使ってみましょう。
「相性転職Personal File」を使えば、無料で適職診断を受けながら、自分の相性に合った職種や会社を探すことができます。
「他人や人間関係」をコントロールするのは難しいですが、「自分の行動」や「仕事」を変えることはいたって簡単です。
理想の働き方・やってみたい仕事があるなら勇気を持って行動に移しましょう！
まとめ。優秀な同期と比べずに一緒に学びましょう。
- 成長速度は人それぞれ。
- 他者との比較は時間の無駄。
- 自分だけの強みを作ろう。
- 優秀な同期から学ぼう。
- 何も考えずに転職はリスクがある。
今回は、優秀な同期と比べる必要はない理由を紹介しました。
繰り返しになりますが、他者と比べて劣等感に浸っていてもメリットはありません。
優秀な同期をみて学んだり、努力の方向性を変えて自分だけの強みを作ればOKです。
強みや性格は人それぞれなので他者と比較せずに自分に集中しましょう！
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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このような悩みを抱えている方は、一度転職のプロに相談してみてはいかがでしょうか。
人生１００年時代、今やっている仕事が好きであればいいですが、キツイ仕事を何十年も続けていくのは身体にも精神的にも悪いです。
転職活動は、新卒の就職活動とやり方・コツなども大きく変わってくるので、何も考えずに一人で転職活動をするのは非常に危険。
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仕事ばかりの人生をより良くしたいのであれば転職活動も検討してみてくださいね。
