・職場の仕事ができない同期に対してイライラ…どうすればいい?
・同僚が仕事ができない人ばかりでストレスが溜まる。転職するべきか?
この記事では、このような悩みや疑問を少しでも解消。
仕事ができない・使えない同期に対してやるべきことを紹介していきます。
筆者
- イライラは他者への期待から生じる。
- 他人に期待せず、自己成長に時間・集中を当てよう。
- 慣れない同期とは馴れ合うな。
- 人間関係による転職はオススメしません。
目次
イライラは他者への期待から生じる。 他人に期待したり、比較せずに、自分に集中しよう。
仕事ができない同期に対してイライラする理由は、相手に対して過度に期待してしまっているから。
・プレゼンに必要な資料作りを同期と一緒にやった→同期の担当箇所の誤字脱字がひどい。
・午後から他社との合同会議の予定がある→ 自分は時間通りに来たが、同僚が時間通りに来なくて会議の進行が遅れた。
これはほんの一例ですが、このようなことが起こってしまったらちょっとイライラしてしまいますよね。
イライラ・ストレスは基本的に「期待はずれのことが起こった時」「起こってほしくないことが起こってしまった時」に感じるもの。
例えば、天気予報で晴れの予報だったのにも関わらず急に雨が降ったらイライラしますが、元々雨が降ることがわかっているなら傘を持っていけばいいだけなので、イライラしませんよね。
つまり、相手に対していい結果や行動を期待しなければストレスは溜まりにくくなるといっても間違いではありません。
・あの人は営業ができない→1件でも契約を取れればいいや。
・同じチームの同期がいつも遅刻する→時間通りに来たらラッキー。
・あの人は仕事が遅い→自分が段取りを組んで効率化すればOK。
少し冷たいと思われてしまうかもしれませんが、このような思考に変えることができれば、仕事ができない同期に対するイライラ・ストレスが軽減されていくことは間違いないでしょう。
“うさ”
相手や物事に対する期待のレベルを下げれば、他人と比べて落ち込むことやイライラすることが減りそう。
筆者
自分よりも望ましい状態にない相手との比較を下方比較といいます。この下方比較は主に自己評価を高めたいときに行われます。そのため、自己評価に脅威があるときや、有能感が低下しているときに下方比較は行われやすいです。
(中略)
一方で自分よりも望ましい状態の他者と比較することを上方比較といいます。上方比較では自分の劣っている部分に直面して自己評価を下げ、有能感や動機づけの低下をもたらす可能性があります。
Smart Habit for School「<学校関係者様向け>モチベーションの心理学(11) 上手に他者と比較する」 より引用
他者との比較には「下方比較」「情報比較」の2種類があります。
両方の比較に共通する点は、他者と比較をしても自分の本質は変わっていないということ。
下を見て「自分はこの人よりできる」と安心するだけでも、上を見て「自分はどうしてこんなにダメな人間なんだ」と劣等感に浸っていても自分は成長しません。
“うさ”
筆者
優秀な同期と比べて落ち込んでも、仕事ができない同期と比べて優越感に浸っても結局自分のスキルや市場価値は上がることはありません。
他人の行動や仕事内容をコントロールするのは困難ですが、自分の行動・思考は今日から変えていくことが可能です。
周りと比較せずに自分の仕事に集中しましょう!
他者と比べる必要はない!!
【対処法①】仕事ができない同期とは馴れ合わなくてOKです。
使えない・仕事ができない同期への対処法はこちら。
少し冷たいと思われてしまうかもしれませんが、仕事ができない同期・同僚とは思い切って距離をとってしまいましょう。
“うさ”
筆者
「馴れ合う必要はない」と書くと「じゃあ、同期とは話さなくていいんだね。」「社内ではコミュニケーションを取らなくてOK」というように思われてしまうかもしれませんが、もちろん社会人として最低限のマナー・コミュニケーションは必須。
当たり前ですが、職場内で全くコミュニケーションを取らないと自分の評価は下がる一方ですし、そもそも仕事が円滑に進まなってしまいますよね。
風通しの良い職場環境を維持するために、「職場の人は仕事の時間だけの関係」と割り切って関わることをオススメします。
距離を保つ方法
- 敬語を心がける。
- 「仕事の関係」と割り切る。
- 業務で必要な会話はわかりやすく手短に。
- 無駄に馴れ合わない。
職場では、このようなコミュニケーションの取り方を意識すれば適切な距離を持って関係を築くことができます。
社内でタメ口を使って友達感覚で話すよりも、誰にでも敬語・丁寧語で話す方がラクですし、相手や周りに対しても良い印象であることは間違いないでしょう。
“うさ”
また、職場での会話は最低限で問題ありません。
仕事の休憩中にダラダラ雑談していても生産性がありませんし、業務で必要な会話は手短に済ませる方が作業が円滑に進むので無理に会話を続けようとしなくてOKです。
“うさ”
筆者
もちろん仲良くなりたいのであれば話は別です! 仲良くなりたい方・話したい方は自分から誘うのもOK!
「馴れ合い」と「協調性」は似ているようで違います。
社員くん
筆者
「協調性(きょうちょうせい)」という言葉は、「共通の目標・目的を達成するために、他者と一緒に助け合ったり譲歩したりすることができる生産的な性質・性格」を意味しています。
(中略)
「馴れ合い(なれあい)」とは、「昔馴染みの友達関係などに見られやすい緊張感・けじめのないなあなあの関係」や「ひそかに事前に示し合わせてぐるになって物事を行うこと」を意味している表現です。
言葉の違いがわかる読み物「「協調性」と「馴れ合い」の違いとは?分かりやすく解釈」より引用
このように、「馴れ合うこと」と「協調性を持つ」ことには大きな違いがあります。
会社は友達を作りに行く場所ではないので、同期や同僚と話が合わなければ無理して合わせる必要はありません。
社会人として最低限のマナーやコミュニケーションが取れているのであれば全然問題はありません。 『職場の人たちとの関係は会社内だけにとどめておく』と割り切って仕事に集中しましょう。
“うさ”
筆者
馴れ合うな。協調性を持て。
【対処法②】仕事ができない同期・同僚にイライラするくらいなら、自分の仕事・スキルアップに集中しよう。
筆者
仕事ができない同期・同僚に対してイライラしてしまう時にやるべきこと2つ目が「自分自身のスキルアップ」です。
周りが仕事ができないのであれば、その環境で自分が一番仕事ができるような人材になれば全て解決します。
周りを気にせず勉強や仕事に集中してスキルを磨いておけば、その会社で出世したり、転職をして職場環境を変えてしまうことは至って簡単。
自分自身に集中することで、自分のスキルが向上するだけでなく、周りに注意が向かなくなるので他者と比べてイライラすることは減っていくことが目に見えています。
同期や同僚が苦手な業務だったり、出来ないコトを学んだり、自分が得意とするスキルを伸ばしておけば社会における市場価値が上がっていくことは間違いありませんよね。
・周りの同期・同僚が営業が苦手な人が多いなら営業スキル
・パソコンが不得意な人が多いならパソコンスキルを学ぶ。
などなど、今からでもできることはたくさんありますよね。
「今の職場では成長できない」と考えて何もしないと自分よりも優秀な人との差がつくだけでなく、仕事ができないと思っていた人に追い抜かされてしまう可能性もあります…。
「まだできることはある!」「自分も成長できる」と前向きに考えて、自分だけの強みを作ることができれば、あなたの市場価値が上がることは間違い無いでしょう。
“うさ”
筆者
ちなみに「なにをすれば良いかわからない」という人はとりあえず読書の習慣をつけておけば間違いありません。
色々な分野の本を読んでおけば会社内だけでなく、会社外の人との会話のネタにも困りませんし、本を読んで自分の興味のある分野がわかったらその知識を深めていけばOKです。
参考までに、社会人の1日の平均読書時間は20分程度。
1日30分でも継続できれば周りの社会人よりも一歩リードできるといっても過言ではないでしょう。
読書や勉強を通じてひとつだけでも「これは負けない」というスキル・知識を持っておけば、仕事に対する劣等感は少なくなっていくことは間違いありません。
他者との比較をしている暇をなくして、自分のスキルアップに励みましょう。
ちなみに読書をお得に楽しみたい方は、amazonの『kindle unlimited』がおすすめ。
amazonの『kindle unlimited』では1ヶ月1000円以下で始められる読書サービス。(料金は2023年6月時点)
累計200万冊以上の本の中から、何冊読んでも追加料金が一切かかることはないので、「つまらない!」「自分に合っていない」と思ったらすぐ次の本を読み始めることができます。
意識の高い自己啓発本だけでなく料理本や雑誌など、様々なジャンルの本を楽しむことができるので読書をお得に楽しみたい方はぜひチェックしてみましょう。
自分だけの強みを作ろう。
もちろん、仕事は最低限でプライベート優先でもOK。
ここまでは「同期が仕事ができないなら自分が頑張ればいい」「他人に期待せず自分が成長すれば良い」というように、仕事に対して焦点を当ててきました。
もちろん意識高く職場環境の改善や自己改善に取り組むのは素晴らしいことです。
しかし、仕事の人間関係で悩むくらいであれば、「仕事は仕事」と割り切って最低限取り組んで、休日やプライベートを思いっきり楽しむような社会人生活もOKだと筆者は考えます。
“うさ”
毎日の仕事だけでも疲れるのに、仕事以外の時間で自己成長に力を入れるのはちょっときついよね。
筆者
「社会人は仕事に集中するべきだ」「遊びよりも仕事に力を入れるべき!」と厳しい声があるかもしれませんが、社会人が趣味を持ったり遊んだりすることで、結果として仕事も楽しめるようになると筆者は考えます。
社畜くん
カメラ女子
このような2人がいたら、おそらく後者の方がメリハリを持って働けるのではないでしょうか?
お金は稼ぐことも大切ですが、たまには楽しむために使うのも必要ですよね。
趣味を持つメリット
- 仕事へのモチベーションが湧く。
- 新しい出会いがある。
- お金を使う楽しみができる。
- リラックス・リフレッシュ効果がある。
社会人が趣味を作るメリットは以上の通り。 趣味を持つことで仕事へのモチベーションが湧いたり、新しい友人関係を広げていくことが可能です。
一人でもできる。趣味一覧
- カメラ
- ブログ
- 運動・筋トレ
- 旅行
- 料理
- 瞑想
- サウナ
- 観葉植物
などなど…。
一つのことを極めるのも良いですし、色々なことに手を出してみるのも楽しいです。
仕事一筋の人生を否定するわけではありませんが、たまにはリフレッシュも必要です。
仕事に対するモチベーションが落ちてきているのであれば、趣味を作ってみてはいかがでしょうか。
仕事だけの人生で楽しい?
同期と合わない・仕事ができなくてイライラするから退職・転職するのは危険です。
筆者
先ほども書きましたが、無理して転職をしなくても今いる会社でも自己成長・スキルアップは可能ですよね。
環境や同期を言い訳にして環境を変えようとする前に、今の会社にいながら資格を取ったり副業を始めれば大きなリスクを負うことなく収入アップも見込めると筆者は考えます。
リスクがある。
- 人間関係→運に左右される。
- 収入→下がる可能性あり。
- 仕事内容→未経験だと0からのスタート。
- やりがい→人の価値観による…。
このように、転職したからといって全ての問題が解決するわけではありません。
結局のところ、自分の適正・性格に合っている仕事でなければ成長するのは非常に難しいと筆者は考えます。
改善できる
- 上司や同僚が仕事ができない→自分が成果を出す努力をすればOK
- 収入アップしたい。→副業・出世・資格取得でいくらでも可能、
- やりがい→結局のところ、人の価値観による…。
このように、これらの要素は今の会社でも改善・向上することは可能です。
転職を考えるのは、今いる職場で改善できることを全てやってからでも遅くはないでしょう。
“うさ”
筆者
個人的には「人間関係」での転職はオススメしません…。会社の人間関係はかなり運に左右されます…。
「同期や同僚と合わない」「職場にまともな人がいない」という理由で転職しても、新しい会社で良い人間関係が築けるという保証はありませんし、最悪な場合今より職場環境が悪化する可能性もあるので…。
もちろん、職場でひどいパワハラやサービス残業があったり、本当に自分の強みや性格に合っていなければ話は別。
・元々体育系のジョンソンくん。身体を動かしたり人と話すのが大好きだけど、プログラマーとして1日中1人でPCに向き合っている。
・元々内気な性格のマイケルくん。 体力もなく、人と接するのが苦手だけど、毎日長時間たちっぱなしで接客の仕事をしている。
極端な例ですが、この2人が今の会社でいい結果を出したり、成長していくのは難しいですよね。
自分に合った職場・働き方はいくらでもあります。今の職場の環境や待遇に少しでも不満があるなら、より良い環境で働けるように行動するべきです。
どれも無料で面談・求人紹介を受けることができます。
転職活動は、新卒の就職活動とやり方・コツなども大きく変わってくるので、何も考えずに一人で転職活動をするのは非常に危険。
「初めての転職活動は不安だ」「でも、お金や時間をそこまでかけられない」という方は無料で使える転職サービスを使ってみてはいかがでしょうか。
転職で環境を変えるのも1つの手です。
まとめ。職場の仕事ができない同期に期待せず自分に集中しよう。
- イライラは期待から生じる。過度に期待しない。
- 使えない同期とは距離を置こう。
- 馴れ合わずに、協調性をもとう。
- 自分がスキルアップすればOK。
- 自分のレベルを上げて転職してしまうのも可です。
いかがでしたでしょうか。
今回は、仕事ができない人にイライラしてしまう理由とその解決方法を紹介していきました。
冒頭でも書きましたが、他者へのイライラ・怒りは期待からくるものです。 仕事ができない同期がいるなら馴れ合わずに自分の仕事やスキルアップに集中しましょう。
会社は友人を作る場所ではないので、社会人として最低限のコミュニケーションが取れているのであれば問題ありません。 仕事は仕事と割り切って、プライベートを楽しむ人生もOKです。
自分のペースで取り組んでいきましょう!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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・でも、何から始めればいいかわからない….。
このような悩みを抱えている方は、一度転職のプロに相談してみてはいかがでしょうか。
人生100年時代、今やっている仕事が好きであればいいですが、キツイ仕事を何十年も続けていくのは身体にも精神的にも悪いです。
新卒の就職活動とやり方・コツなども大きく変わってくるので、何も考えずに一人で転職活動をするのは非常に危険。
「一人で転職活動を進めていく自信がない。」「お金や時間をそこまでかけられない」という方は無料で使える転職サービスを使ってみることをオススメします。
どれも無料で面談・求人紹介を受けることができます。
仕事ばかりの人生をより良くしたいのであれば転職活動も検討してみてくださいね。